遺伝子検査

検査種類

1「病理組織検査」サンプルでの遺伝子検査

検査項目 適応病変 ご依頼後報告までの日数目安
イヌ c-kit遺伝子変異検査
(Exon 8, 9, 11 セット検査)
肥満細胞腫
GIST
6日
ネコ c-kit遺伝子変異検査
(Exon 8, 9 セット検査)
肥満細胞腫 6日
ネコ カリシウイルス
(FCV)感染症遺伝子検査
口腔・咽頭・結膜
粘膜の炎症病変
12日
ネコ ヘルペスウイルス(FHV-1)
感染症遺伝子検査
口腔・咽頭・結膜
粘膜の炎症病変
6日

2「塗抹」サンプルでの遺伝子検査

検査項目 ご依頼後報告までの日数目安
ネコ ヘモプラズマ(旧ヘモバルトネラ)感染症遺伝子検査 6日
イヌ バベシア感染症遺伝子検査 6日
フェレット
アリューシャンミンク病パルボウイルス(ADV)感染症遺伝子検査
6日
イヌ リンパ球クローン性解析 6日
ネコ リンパ球クローン性解析 6日
  • ※上記はすべて、弊社での病理検査後、弊社から 有限会社カホテクノ(福岡県飯塚市)への再委託検査となります。
  • ※価格につきましてはお問い合わせください。なお、価格にはサンブル採取料及び再委託先への検体送料を含みます。特にc-kit遺伝子変異検査では、腫瘍細胞の割合が高い部位からのサンプリングが、正確な検査結果を得るためには必須です。
  • ※病理組織検査検体を用いた遺伝子検査では、ホルマリン固定によりDNAが断片化されており、固定状況によっては解析不可能なことがあります。その際にも検査料が発生いたしますので、予めご了承ください。
  • ※価格の全部もしくは一部を、割引回数券で充当することが可能です。
  • ※検査報告書の発送及び検査費用のご請求は、弊社からとさせていただきます。

遺伝子検査後病理検査 割引について

下記の「有限会社カホテクノ」の遺伝子検査報告書の添付により、割引サービスを実施しております。
詳しくはお問い合わせください。

  • カホテクノの「イヌ・ネコ リンパ系腫瘍クローン解析」報告書添付
    アマネセルの「リンパ節 病理組織検査・細胞診」を割引
  • カホテクノの「イヌ 乳腺腫瘍マイクロサテライト解析」報告書添付
    アマネセルの「乳腺 病理組織検査」を割引

※価格につきましてはお問い合わせください。
※遺伝子検査報告の3か月以内にご依頼の弊社実施病理検査に限ります。

c-kit遺伝子変異検査について

解析内容

イヌ
(a) Exon 8 ITD
(b) Exon 9 c.1523A>T
(c) Exon 11 ITD
(d) Exon 11 c.1664_1669del
(e) Exon 11 c.1667_1672del
(f) Exon 11 c.1666_1671del6insCAG
(g) Exon 11 c/1724 T>C
ネコ
(a) Exon 8 ITD
(b) Exon 9 c.1430 G>T
(c) Exon 9 c/1517_1518 delinsTT
  • c-kit遺伝子からは、細胞増殖に関わる細胞膜上の受容体蛋白質であるKIT蛋白が合成されます。c-kit遺伝子の高頻度な突然変異により生成された異常なKIT蛋白が、細胞増殖シグナルを核に伝達し続けて、過剰な細胞増殖が引き起こされ、一部の腫瘍性病変が形成されると考えられています。
  • 肥満細胞腫や胃腸管間質腫瘍(GIST)では、腫瘍細胞にc-kit遺伝子の機能獲得変異がみられる場合に、分子標的治療薬であるメシル酸イマチニブ(商品名:グリベック、ノバルティスファーマ社)での治療が有効であることが知られています。メシル酸イマチニブは、増殖刺激の伝達に重要な役割を果たす部位(ATP結合部位)に結合し、増殖シグナルの伝達を抑制することで、抗腫瘍効果を発揮します。
  • 特にイヌの肥満細胞腫の場合には、上記(a)(b)(c)(e)の変異がある症例で、メシル酸イマチニブの著しい治療効果が示されています。治療前に適切な治療薬を予測できますので、治療費軽減にもつながります。
  • なお、上記の遺伝子変異が陽性の症例であっても、二次的遺伝子変異が起こることなどにより、メシル酸イマチニブ抵抗性を獲得することがあります。

感染症遺伝子検査について

ネコ カリシウイルス感染症

  • ネコカリシウイルス(FCV)は、難治性口内炎の原因となることが知られています。局所での感染が確認できれば、治療方針を決定する際の参考となります。

ネコ ヘルペスウイルス感染症

  • ネコヘルペスウイルス1(FHV-1)は、呼吸器疾患の主な原因となるウイルスで、角結膜炎などの眼疾患とも関連しています。

ネコ ヘモプラズマ症

  • ヘモプラズマの赤血球寄生によって引き起こされる、溶血性貧血が主な症状である感染症です。
  • 国内で感染が認められる2株(旧ヘモバルトネラ OF/OK株と旧ヘモバルトネラCA/BM株)それぞれについて感染の有無を、PCR法で検査します。

イヌ バベシア症

  • バベシア原虫の赤血球寄生によって引き起こされる、溶血性貧血が主な症状である感染症です。西日本を中心に多発していますが、最近では東日本での発生も報告されています。
  • 血液塗抹標本で陽性あるいは偽陽性となった例でも、感度・特異性に優れたPCR法での検査ですので、免疫介在性溶血性貧血との鑑別に有用です。

フェレット アリューシャン病

  • アリューシャンミンク病パルボウイルス(ADV)がフェレットのアリューシャン病の原因とされています。

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